こんにちは
奈良県生駒市リラクゼーションサロン&スクール「おうちサロン しゅろ」のちばです。
今回は前回に引き続き、肩こりと関係の深い筋肉のお話をします。
前回のブログはこちら↓
【僧帽筋】
【肩甲挙筋】
【胸鎖乳突筋】
【頭板状筋】
菱形筋
「首や肩の筋肉をほぐしても肩こりがよくならない…」という方は、もしかしたら菱形筋(りょうけいきん)が関わっているのかもしれません。菱形筋は肩甲骨の間にある、名前の通りひし形の筋肉で、肩甲骨を内側に引き寄せる働きがあります。
からだの前側にある大胸筋・小胸筋と常にバランスを取っているため知らず知らずに酷使している筋肉です。
多くの人は大胸筋の方が強いので菱形筋は少し引っ張られながら長時間キープさせているような過酷な状態です。
動かさないでいると、伸びることにも、縮むことにも鈍くなり強いコリ感や痛みになっていきます。
とくに猫背姿勢は菱形筋を過剰に伸ばしている状態なので慢性化しないように気をつけましょう。
起始・停止
起始は第1-第4胸椎の棘突起、停止は肩甲骨の内側縁です
主な働き
・肩甲骨を内転させる動き
・肩甲骨を上へと持ち上げる動き
・肩甲骨を内側へと寄せる動き
主に肩甲骨を安定して動かすために働く筋肉で、前鋸筋と肩甲骨の内側で繋がっています。それぞれの動きで協力しながら、肩甲骨のバランスを保っているのです。
日常動作では引き出しを開ける、懸垂、胸を張った「気を付け」の姿勢をとるときにも使われます。
菱形筋がこる人の習慣
前かがみで手を動かしたり、タブレットやPCを使う。
横向きの睡眠
・いつも片側を下にして寝ている
・睡眠時はいつも同じ側を下にする
※下側の筋肉だけが縮むので要注意
菱形筋のコリを緩和させる方法
ストレッチ
両腕を前方に伸ばし手を組んで肩甲骨の間を引き伸ばします。
※手をできるだけ遠くへ体幹から離すように。
<右肩を引き伸ばす場合>
右肘は伸ばした状態で、右腕(右上肢)全体を体幹に引き付けて10秒間姿勢をキープする。
左手や左腕で支えるとやりやすい。
<左肩を引き伸ばす場合>
左肘は伸ばした状態で左腕(左上肢)全体を体幹に引き付けて10秒間姿勢をキープする。
右手や右腕で支えるとやりやすい。
※肩甲骨ごと引っ張るようなイメージ。
菱形筋は背中側にあり、揉みほぐしてほしいところではありますが、自分でやる場合は手も届きにくく力も入りにくいので、大変です。
ですが、胸の方なら自分でほぐすことが可能です。
大胸筋や小胸筋が硬くなることで、肩甲骨が前方に引っ張られて、菱形筋に負荷がかかっているので、胸の筋肉をゆるめると、自然と胸が開いてきて、菱形筋の負荷も減ってきます。
・大胸筋のストレッチ
体の後ろで手を組んで、気持ちのいい感じで胸を張る。※左右の肩甲骨を引き寄せるイメージで行う
壁に手を当てて立ち、体全体で後ろを振り返るように体をひねって大胸筋をストレッチします。
・胸の筋肉のほぐし方
手をグーに握り、指の関節の硬いところで、胸の筋肉をゴリゴリほぐしていきます。
胸の真ん中にある胸骨の周りにも、硬いところがあるので、気持ちのいい感じでほぐしてください。
ガチガチでストレッチやセルフケアではもうほぐれない・・という方は当店で精一杯ほぐしますのでどうぞお越しくださいませ😄
最後までお読みいただきありがとうございました😄
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