セラピストになるためのお話🦵(坐骨神経痛編)

坐骨神経のお話

こんにちは!奈良県生駒市リラクゼーションスクール&サロン「おうちサロンしゅろ」のちばです。

今回はセラピストになるために必要な知識としまして、坐骨神経のお話をします。

なぜ急に坐骨神経のお話を?と思われたと思うのですが、5月に入ってから当店に坐骨神経痛の方が連続で3名いらっしゃいました。

セラピストになると必ずと言っていいほど、坐骨神経痛をお持ちの方を担当することになると思いますので是非ご参考になさってください😊

冬から春になる季節というのは寒暖差が激しく、体調を崩す方が多いです。私は坐骨神経痛の方は特に臀部・腰部・下肢を入念にマッサージします。それはなぜか・・・というお話からしますね😊

坐骨神経はボールペンくらいの太さで、臀部から大腿後面、下腿そして足の筋肉と皮膚を支配する長くて太い神経です。神経は先が枝分かれしているように見えますが、1本の軸索が枝分かれしてるのではなく、電気のケーブルを束ねるように、違う神経が根元の方で束になっています。坐骨神経もそうした神経束の総称で束をばらせば中には、末端と同じ名前のさらに小さな束が出てきます。

坐骨神経は仙骨叢から出てきます。

下部脊髄やL4~S3周辺の椎間板ヘルニアによる脊髄神経の根元の圧迫で、しびれが起きることがあります。その場合は下肢の異常だけでなく腰痛や臀部痛も起きます。

そして坐骨神経は臀部で梨状筋の中や下を通って骨盤の外に出てきます。そのため梨状筋が硬くなると坐骨神経が締め付けられ臀部や下肢に痛みが出ます(梨状筋症候群)

坐骨神経は骨盤を出ると、臀部から大腿の後面を通って、後面の脛骨神経と前面へ行く総腓骨神経の2つに分かれます。脛骨神経は膝の後ろから下腿後面を通り、足底まで行きます。総腓骨神経は下腿の前外側へ向かい、浅腓骨神経と深腓骨神経の2つに分かれて足の甲も支配します。

このように坐骨神経は大腿後面と下腿・足の全てを支配しています。

もし坐骨神経痛になったら少々痛くても無理のない程度にストレッチをする、マッサージを受ける、温めるなどをしてケアしてください。

特に臀部や腰部を温めることをお勧めします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました😊

 

 

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