セラピストになって良かった事・大変だった事

セラピストになって良かった事・大変だった事

こんにちは!
奈良県でリラクゼーションスクール&サロン「おうちサロンしゅろ」を経営しているオーナーセラピストのちばです。
今日はセラピストになって良かった事・大変だった事のお話をします。
人を癒すお仕事がしたくて
セラピストになりたいんだけど
セラピストのお仕事って大変そうかなっていう
印象で、ためらっています。。
やるか、やらないかで迷っておられるのなら
是非やってみてください(*^^*)
後々にひきずるのはやった後悔よりやらなかった後悔だと思いますので(*_*)
それではまずは大変だった事から
お話しますね。
これは私個人の主観なので、
他のセラピストさんとは違う点も
あるかもしれませんが。。

大変だった事😣

体が出来上がるまでに、色んなところが痛くなった


特にボディ系のセラピストさんならあるあるだと思いますが、セラピストのお仕事は肉体的に結構ハードです。
手や指を酷使するのはもちろんですが、施術中は中腰の姿勢が長く腰を痛めたりもします。
まず初心者さんが痛くなる箇所は指や手首が圧倒的に多いと思います。幸い私は指の力が強かったのか(ピアノを習っていたのと、指の形が特殊なため頑丈だったと思われます)指が痛くて・・・という事はなかったのですが、その代わりにセラピストになって半年目くらいにとても胸が痛くなりました。
初めはこの胸痛はなんだろう・・・と思っていたのですが、指が強い分、指には痛みが出ない代わりに胸の筋肉に負担がかかっていたためだと思われます。
セラピストになってすぐに働いていたところは「揉みほぐし」がメインのお店だったので、そこでセラピストに必要な体作りができたところで、次はアロママッサージの施術ができるお店に移りました。
そのお店は私のお披露目も兼ねた私のためだけのアロママッサージのクーポンメニューを作ってくださったので、アロママッサージをご希望されるお客様がたくさん来られました。
嬉しい悲鳴ではあったのですが、1ヶ月ほど経ったある日、急に腰痛が襲ってきました。
アロママッサージと揉みほぐしでは体の使い方が全く違うという点と、他のスタッフもいるお店だったためベッドの高さを自分の身長に合わすのが難しいという点が考えられたと思います。
施術をする際はご自身の体を守るため、ベッドの高さは大変重要になってきます。

ご自身にピッタリ合うベッドの高さは
スクールを受講される時にご説明
しますのでご安心してくださいね

業務委託が多いので無収入の日があるかもしれない


セラピストは業務委託という形態で働くところが多いと思います。業務委託という事は月給や時給とはちがい、施術を〇〇分すると〇〇〇円という形で報酬が支払われます。
なので、もしお客様が一人も来られなければその日の報酬は¥0という事になります。
例えば受託先のサロンから8時間受託されて拘束され、60分¥6000のコースの施術をしたとしましょう。そしてお店とセラピストで頂ける報酬が折半だったとします。
そしてその日に施術をしたのがその方だけだっとすると、時給に換算すると¥375になります。これは極端なケースですが、閑散期はこんな日もわりとあると思っておいた方が良いです。こうして時給で考えるととても報酬額が低いですよね。
セラピストの仕事は施術だけではありません。お店の掃除やタオルやお着換えの洗濯、資材の買い出しやサロンによっては企画やチラシ配りやシフト作成などもしなければならないところもあります。業務委託で働くということはそのお仕事の報酬は¥0です。雑務に手当をつけてくれるサロンもあるかとは思いますが、そういうサロンは少ないと思っておかれた方がいいでしょう。

収入に変動がある


上の項の関連にもなりますが、業務委託で働くということは施術をしないと報酬がもらえません。
リラクゼーションサロンやエステサロンという業界は繁忙期・閑散期があります。だいたい11月~2月くらいは閑散期で(年末年始は除く)お客様のご来店数が繁忙期の半分くらいになるサロンもあります。そうなると報酬額も閑散期は繁忙期の半分になる・・・と考えておかれた方が良いでしょう。

指名制度

リラクゼーションサロンなどは指名制度を採用しているお店が多いと思います。指名が多いセラピストにお客様が集中し、指名が少ないセラピストはほとんど施術ができないまま1日が終わる・・・ということも度々あります。そんな時にメンタルが弱いとへこんでしまい、せっかくセラピストというお仕事が好きでも嫌になってやめたくなってしまったりします。そして厳しいオーナーや店長がいるサロンなら、指名がとれないとお尻をたたかれることもしばしば・・・😅

セラピスト仲間がライバルに・・・


同じサロンで働くなら仲良く働きたいという思いは誰でもあるかと思いますが、先ほど述べたように指名制度があるサロンは必然的に指名が多いセラピストと少ないセラピストが生まれます。私が働いていたサロンは幸い良い人ばかりだったのでそういった事はなかったのですが、中には指名を横取りしたりされたり・・・でいざこざが起きたり、ライバル心が芽生えて険悪なムードになったり・・・という事もあるそうです。

しっかりと休憩がとれない

上の項でも申し上げましたが閑散期があれば繁忙期もあるので、繁忙期は本当に忙しいです!ひっきりなしにお客様が来られます。施術と施術の間の時間を「インターバル」といいますが、インターバルが15分や10分で設定されているサロンもあります。
繁忙期は一人のお客様が終わるともうすでに次のお客様がご来店され待たれている・・・なんてことも度々あるので、その10分のインターバルでお会計・施術ルームの片づけ・準備を済ませないといけません。
ご飯なんて食べる時間はおろか、お手洗いにも猛ダッシュで行く!!なんて状況になります。
逆に、閑散期は休憩時間ばかり長くなり、気持ちがダウンしてしまう・・という事もあります。ですが、閑散期にしかできない事もたくさんあるのでそれはまた後々にお話しますね。

良かった事😊

やり甲斐がある😊


疲れた顔でいらっしゃったお客様が、施術が終わると顔色も表情も明るくなり「楽になったよ~~!!!😊」や「来て良かったよ~~!!😊」とおっしゃる時がセラピストになって良かった!!と思える瞬間です。
私が一番嬉しかったのは「ちばさんに会いたくて1週間前からワクワクしていたら、昨日の夜ちばさんにマッサージをしてもらう夢見たの!私それほどちばさんに会いたかったんやって改めて痛感したよ~~」というお言葉を頂戴した時でした。もう嬉しくて嬉しくてそのお客様を抱きしめたい気持ちになりました(笑)
こんなにお客様に喜んでもらえるお仕事って、本当に素敵ですし、お客様を元気にしてあげたいという思いで施術をしているのに、逆に元気をもらえたりします。

体のことに詳しくなる


セラピストというお仕事はお客様のお身体を触るお仕事です。ですのでお身体の仕組みを知らないとちゃんとした施術ができません。体のことはたくさん勉強しないといけませんので、必然的に詳しくなっていきます。

手に職をつけられる


セラピストは技術職です。一度その技術を手に入れたら一生使えます。サロン勤務するにしても、開業するにしても生きていくための道としての選択肢が増えます。

独立開業できる


セラピストになると私のように自宅の一室でも開業できます。ある程度の知識と経験は必要ですが、開業するにあたってそんなに資金もかかりません。
ベッドとタオルさえあればできる!!という方もいらっしゃいます😅それは極端な例ですが、小さなお子様がいらっしゃったり、主婦業のかたわらお小遣い稼ぎとして・・という感覚や、副業OKの会社でお勤めの方ならダブルワークとしてというのも可能だと思います。

定年が無い


セラピストは定年がありません。体さえ動くなら何歳でもできます。
私も身体が動く限りは続けていきたいと思っております!目標は70歳現役です(笑)

いかがでしたでしょうか?
セラピストになりたい方は是非
ご参考になさってください。
私達と一緒に楽しく働いて
たくさんのお客様を
癒してあげましょう
次回は独立開業して大変だったこと、
良かった事のお話をしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました😊

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