肩こりと関係の深い筋肉【胸鎖乳突筋】

こんにちは😊

奈良県生駒市リラクゼーションサロン&スクール「おうちサロン しゅろ」のちばです。

今回は前回に引き続き、肩こりと関係の深い筋肉のお話をします。

前回のブログはこちら↓

【僧帽筋】

肩こりと関係の深い筋肉【僧帽筋】 

【肩甲挙筋】

肩こりと関係の深い筋肉【肩甲挙筋】 

胸鎖乳突筋

胸鎖乳頭筋は、耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに伸びている筋肉です。首を横に向けたときに浮き上がる筋肉で、首を曲げたり、回すときや姿勢を保つときにも使われます。

そのため、デジタル機器などの画面をみるために、不自然に下を向いた姿勢を続けていると負担がかかって血流も滞り、こりも生じやすくなります。また、ストレスとも深い関係があるとされています。

首を前に傾ける動作が辛い場合にはこっている可能性があります。

主な働き

胸鎖乳突筋は人間の筋肉の中でも特に重要なものの一つで、重さ5キロ以上あるとされる頭を支える役割があります。

胸鎖乳突筋が収縮すると頭を3方向に動かします。

屈曲

顎を引き、地面を見るように頭を下げます。

左右の胸鎖乳突筋が同時に収縮したときに起こります。

側屈

頭を外側に倒します。

収縮した胸鎖乳突筋と同じ方向に側屈します。

(右の胸鎖乳突筋が収縮すると、右に側屈する)

回旋

頭を外側に向かって回します。

収縮した胸鎖乳突筋と逆方向に回旋します。

(右の胸鎖乳突筋が収縮すると、左に回旋する)

起始・停止

起始は胸骨柄の前面と鎖骨前面の内側3分の1、鎖骨近位部で停止は側頭骨の乳様突起です

胸鎖乳突筋がこる人の習慣

●ストレートネック

ストレートネックとは、頭の位置が通常より前に移動した姿勢不全です。

首の前面にある胸鎖乳突筋が張ることで、頭が前方に引っ張られてしまうことでストレートネックになってしまいます。

頭が前に移動すると、その分首の後ろにある僧帽筋という筋肉が伸ばされ、張ってしまうことで肩こりになる原因となります。

●猫背

胸鎖乳突筋は胸骨と鎖骨についています。

この筋肉が硬くなると頭が前に移動しますが、同時に胸骨と鎖骨を上方向に引っ張り胸を丸めてしまいます。

胸が丸まることで背中も丸くなり、肩こり最大の原因である猫背になってしまいます。

胸鎖乳突筋のコリを緩和させる方法

●ストレッチ

①片方の手で、反対側の胸の上部を押さえます。

②その手でグッと胸の筋肉を押し込んでください。(痛みがない程度で)

③その状態のまま、抑えてる胸と逆方向に、首を斜め後ろ方向にゆっくり動かしていきます。

すると、胸鎖乳突筋がグーッと気持ちよく伸びていくのが分かると思います!

●マッサージ

①首を横に向けて、胸鎖乳突筋を浮き上がらせます。

②浮き上がった筋肉を、親指と人差し指で優しくつまみます。

③鎖骨付近から耳にかけて、指で挟んで優しくもみほぐしていきます

 

 

先ほど紹介したストレッチは、毎日継続し続けてやることで少しづず変化が出てくるものですが、やはり即効性という意味では、劣ってしまいます。

毎日ストレッチをする時間がない・・もうガチガチでストレッチだけではほぐれない・・・という方はや、知識のあるプロに任せるのが一番だと思います😊

当店には「首肩集中」というコースがございます。首肩集中はお好みのアロマオイルでデコルテ~首肩周りをしっかり流します。

首肩がガチガチでツライ・・・という方は是非一度お試しくださいませ😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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