セラピストになるためのお話①💆(揉み返しとは?)

こんにちは😊

奈良県生駒市リラクゼーションスクール&サロン「おうちサロンしゅろ」のちばです。

さて、今回から「セラピストになるため」に必要なお話をします。

このホームページをご覧になっておられる方の中にはセラピストになりたい!とかご家族にマッサージをしてあげたい!と思われている方もたくさんいらっしゃると思います。

まず、セラピストになるには切っても切れない大切な「筋肉の知識」を少しずつ増やしていっていただければ、と思います😊

私もセラピストになった当初は施術の方法を覚える方に必死で、筋肉の知識はほとんどありませんでした。

しかし、大切なお客様のお身体を触るということは、ひとつ間違えると大変なことになります。私は幸い今まで大きな事故を起こしたことはないのですが、知識が無いと骨を折ってしまったり、筋肉を傷めてしまったりという事も起こりえる可能性があります。

ですので、頑張ってひとつひとつ覚えていってください😊

まず、マッサージを受けた事がある方ならご経験があるかもしれませんが、「揉み返し」という言葉を聞かれた事はありませんか?

この揉み返しはなぜ起きるか・・・

それはマッサージをする方向や強さを間違えているからです。

強さはなんとなくおわかりになられると思いますが、方向って?と思われた方は是非以下の内容をお読みください。

筋肉には「起始」「停止」があります。

起始・停止とは骨格筋が骨につく部位の事をいいます。通常は大きく動く方が停止です。

例えば胸鎖乳突筋は胸骨と鎖骨から起始し、乳様突起という耳の後ろの骨の突起に停止します。この筋は左右同時に収縮すると頭が前に屈曲してうなずきます。筋肉の起始と停止を知っていると、それが身体をどのように動かす筋かわかります。

そして起始・停止がわかると筋肉がどういう方向でついているのか・・というのもおのずと解るようになります。

揉み返しはマッサージの強さも原因のひとつですが、この方向を間違えるのも原因になります。

青色の矢印の方向は筋肉の繊維の方向と同じなのですが、赤色の矢印は筋肉の方向に逆らっていますので、この方向である程度の力で揉むと筋肉を傷めてしまい、揉み返しが起こります。(擦る程度でしたら大丈夫です)

揉み返しは筋肉が傷んでいる状態です。傷んでしまうと修復させようとしてさらに硬くなり、こりやすくほぐれにくいお身体になってしまいます。

せっかくコリをほぐそうとマッサージを受けに来られているのに、揉み返しが起きると逆効果になってしまいます。

セラピストになられたら、揉む方向を間違えないようにすることも大事ですし、お客様に必ず力加減をヒアリングしながら施術してください。たまに強く揉んでもらう方がコリがほぐれるんだと思い、少々痛くても我慢されるお客様がいらっしゃいますので、必ず「痛い時は我慢しないですぐおっしゃって下さい」とお伝えしてくださいね😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました🥰

 

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