骨のお話
こんにちは😊
奈良生駒リラクゼーションスクール&サロン「おうちサロンしゅろ」のちばです。
今日はセラピストになるためにとても大切な骨のお話をしたいと思います🦴
骨格
人体は206個の骨で形成されています。それぞれの働きによって形を変えて身体を支えています。
骨の役目は内臓や心臓を衝撃から守る・身体を支える・身体を動かす・カルシウムの代謝、貯蔵・骨髄での造血機能があります。
骨は生きて行く為の重要な器官です。
頭蓋骨・胸郭・脊椎・仙骨・尾骨などの種類があり、脊椎などの椎骨の間には椎間板が存在し、クッションの役目をしてくれています。骨盤・胸骨・肩甲骨・頭蓋骨などの平らな骨は傷つきやすい器官を保護しています。
又、スムーズに関節が動かせるのは、骨と骨の間にわずかな隙間があるおかげなのです。
骨の内部の構造
【海綿質】骨の表面は硬いですが、少し内側は海綿質というスポンジ状の組織になり、中心には髄腔をいう空洞があります。もし骨が中心まで緻密でぎっしり詰まっていたら重くて動かすのが大変ですが、この構造のおかげで軽くなっています。
【骨膜】血管が広く骨に栄養を送っている
【緻密質】骨細胞が詰まっている
骨は骨膜・海綿質・骨髄腔などで構成されます。「骨幹」部分は硬く、この中心部に存在する骨髄腔には骨髄があり、血液がつくられています。又、海綿質の周りには動脈・静脈・骨細胞・骨芽細胞・破骨細胞などが存在しています。骨の成長には、副甲状腺ホルモンが関わっており、血液中に流れるカルシウムの濃度を調整しています。
骨を強くするには
骨は力のかかる方向に強くなるように常に作り替えられているので、力がかからないと弱くなります。
寝ている時間が長く体に負荷がかからない生活は骨をボロボロにしてしまいます。運動することが骨を強くする基本です。
骨を作り替えを進める成長ホルモンも運動すると多く放出されます。
カルシウムが足りなくても骨はもろくなります。しかし食品中のカルシウムの多くは胃酸でよく溶かさなくては吸収できず、吸収率も決して良くありません。そこで重要なのがビタミンⅮです。
カルシウムはビタミンⅮののはたらきで小腸で吸収されやすくなります。ビタミンⅮは魚やきのこに多く食事でも摂れますが、体内でも皮膚が紫外線に当たるとコレステロールから作られます。普段は嫌われ者の紫外線ですが、骨の弱る高齢者や成長期の子供は多少は日光に当たった方が良いです。ビタミンⅮは肝臓を経て腎臓で活性型に変化するので健康な胃と肝臓と腎臓がないとあまり吸収されません。
エストロゲンが減少する閉経後の女性は骨が弱る傾向があります。高齢女性で食が細く、日の当たらない室内で寝たきり、腎臓や胃が悪いという全ての悪条件が重なると寝返りをしただけで骨折しかねません。寝たきりでもなるべく体を動かし、カルシウムやビタミンⅮを多めに摂り、窓際で日に当たるなどしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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